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まだネット環境がないので、mixi更新がメインになってますが、
自分の動画について色々書いてたり。
ツィッターも携帯でやってますがそこで話が出たので
ネカフェに来た機会にこちらでも。




自分の場合、ストーリー系PVと呼ばれるジャンルというか種類のアイマス動画が
多いわけですがその作り方なり作り出し方なんかを。

*初期の動画と新しい動画だと時間も二年くらい経ていますし、
ツールやソフトなりで新しい動画ほどやれる事が増えていますので
初期の頃のは必ずしも当てはまる訳ではないので、比較的新しいストーリー系PVでの話
である事はご理解を。


まず、自分の場合は踊りのシンクロは口パク含めて殆ど重視してません。
シンクロは速度は合わせますが振付は流す感じで口パクに至っては
重要であると考えた箇所(挿入したセリフとか演出上歌と合わせてる場所とかです)以外は
ほぼ無視していて、一番重要視しているのは表情です。

PVを一つの物語とした場合、シナリオは歌詞で演じるのはキャラですが、
なるべくそれらが変わらないように気をつけて動画を組んでいます。
キャラはキャラの性格ありのままに、歌は歌詞をなるべく素直に解釈するように。
という感じです。

そうすれば曲がキャラに合っているという状態に近くできます。
まあ、歌詞というストーリーが各キャラに合っているのを探すのが大変なのですが、
それはとにかくジャンルにこだわらず色んな曲を聴きましょうとしかw

で、表情ですがロングやミドルのカメラでも髪型や衣装で判別できますが
やっぱり顔が見えているとキャラを近く感じられます。
アップカメラなんで当たり前ですがw

そうなるとこれも当たり前ですが、見てる人はキャラの顔を注視するわけで
そこで歌詞に合わせたそのキャラらしい表情を映せばそのキャラを好きで
理解している人は世界に引き込まれます。

例えば「悲しい」でも雪歩は俯いて目を隠したり、春香は笑顔の隙間に
一瞬眉を下げた笑みが混じったり、千早はそれがステージ上であるのならば
歌い手である事を通す為に笑顔を絶やさなかったり。
(雪歩はオール、春香は手紙、千早は私とワルツをでそういうイメージで作っています)

そういうシーンを作る事ができたら、後はもう歌詞のままにイメージを形にしていくだけです。
世界に入る=感情を入れるという事なので、視聴者の視点で作ればそれは難しい事では
ないんじゃないかなと思います。

で、一番重視するのは表情だと書きましたが、実はちっとも難しくありません。
PVの表情のパターンは大雑把に大別すると蒼い鳥なんかである悲しい表情と
それ以外の笑顔、普通の顔の3つしかありませんが、それに意味を持たせる事によって
表情はかなりの数増やす事ができます。

この、パターンが少ないという点で難しいんじゃないかと思う人もいるかと思いますが、
表情をありのままに捉えなければいい話なだけです。

PVを物語とし、その世界に引き込めるようにした場合、歌詞はそのまま
見る人への語り部となります。

春香の「手紙」だと、導入でEDのシーンを使い、この動画は
春香のEDに関する話であると明確にしています。
そして歌に入った場面では2つの表情の春香を置いてバックでコミュを
流していますが、一つ目は笑顔、二つ目は普通の表情です。

つまり、最初は心地良い記憶の感傷に浸る春香、次はそれを振り切って
前に進む覚悟を持つ春香という狙いです。

目を閉じる一瞬に見える悲しそうな表情は寂しいという感情ですね。

そしてこの後にダンス部分に入りますが、ここでの笑顔は前述の前フリがあるので
ただの笑顔ではなく「健気に頑張ってる笑顔」に見えてくるわけです。
そしてサビ、悲しみという歌詞に合わせて悲しい表情がありますが
、消えていく、の時に笑顔に切り替わっています。
微笑みが返ってくる、の歌詞通りですね。

しかし、その後の短い間奏時に春香の顔はどんな表情をしているんだろうと
思ってもらう為に隠しています。
そうする事で次に歌が始まった時に瞳を開けて笑顔を見せる流れがより生きてきます。
寂しいんだろうか、悲しいんだろうか、でも春香は笑顔を見せてくれるんだ。
そう思ってくれるように。
次は私は変わらずここにいるから、の部分で一瞬悲しい表情があるのは
当然「ずっと待っています」という事ですね。
つまりEDの約束、その時の別れを一瞬思い出しちゃったのかな?という事です。

そしてサビ。
悲しい表情の追憶と背中を向けて歩く春香。
サビ前の歌詞の通りです。
全て「今日」という日に繋がっているのだから、春香は歩く事を止めません。
進むのは映像上後ろにですが、意味としては背中、つまり後ろには思い出を残しつつ
歩いていくという感じです。

そして、私は歩き続けているからどうか泣かないで愛しき人、となります。
次の間奏で台詞が入りますが、これは前述のをはっきりと言葉に出しているだけです。
見た人がこうじゃないかな?と感じたものをはっきりと肯定しているわけですね。

そして歌が始まりますが次々と変わる背景と色々な表情の春香は時の移り変わりを表現しています。
何度も書いた手紙という歌詞にEDから時は過ぎているという方向性を植え付けようとしています。

そしてサビ。
届けて欲しい、で悲しい表情なのは勿論不安だからです。
この時点で動画のラストと同一の場所に春香はいます。
背景もセピア、思い出ではありませんし春香も透けてはいません。
言うなればあの人は約束を守ってくれるだろうか、という不安ですね。

そしてダンス部分ではまた時間は巻き戻っています。
ステージ上で頑張っている春香ですね。
同じように歌詞に合わせて一瞬悲しい顔も見せますが、笑顔です。

最後。
ここはもう明確ですが待っていた人が来てくれた事に気付いて振り返って、
笑顔で、何を言おうか迷って、そして嬉し涙を浮かべながら

「また、逢えましたね」

です。


これがかなり大雑把な手紙のストーリー解説ですが、
こういう具合な事を感じて頂けていると幸いです。

そして、ただの笑顔、ただの悲しい表情なんかに流れる歌や配置によって
様々な意味を感じられる事が分かると思います。

ここまでで、そうなるように作ってるんだから当たり前じゃんと思う方が
大半だと思いますが、つまりそういう事です。
歌詞とキャラのストーリーを重ねてそれを補強する形で表情や台詞にこだわり動画を構成する。

自分の作風ですが、基本そのままに作っているだけで難しい事はしていないのが
分かって頂けると思います。

ね?簡単でしょ?w


 

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